自動車部品、電気部品、農機具部品、建設機械部品等の各種機械部品の高周波焼入
鋼を加熱して急冷し硬くすることは古くから焼入れ(熱処理)技術として知られていますが、現在でも自動車部品、精密部品など最先端産業でも広く使われている技術で、工業における基盤技術となっています。
焼きの入った鋼はハガネとなり硬くなり耐摩耗性などは向上しますが、反面脆くなります。それゆえ焼入れ技術としては、全体をすべて硬くせずに、必要とする部分のみを硬くして長短補うようにするのが一般的です。
高周波焼入れ(誘導加熱)は短時間に、しかも部分的に加熱できる大きな特徴がありますので、この焼入れ技術には欠かせない方法です。
ヘアピンコイルにより複雑な焼入パターンも可能に! 多連コイルにより長物も1発焼入可能に!